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九州発「DX 推進力アセスメント」完成 記者発表会 ~不足するDX 推進人材の育成システム確立を目指す~ 2025/04/15 お知らせ

一般社団法人日本能率協会(東京都港区芝公園、会長:中村正己、以下:JMA)と国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長:三谷康範、以下:九工大)、株式会社Kyutech ARISE(福岡県飯塚市、社長:嶺正二郎、以下:Kyutech ARISE)は、2025年5月15日(木)、九州発の「DX 推進力アセスメント」完成記者発表会を開催いたします。昨年締結した三者の包括連携協定に基づく多様な教育プログラムの開発の第一弾として、経済産業省が定めたデジタルスキル標準に準じた「DX 推進力アセスメント」を開発しました。この新ツールを活用することで、DX 推進人材を育成し、企業や社会全体の DX 推進を加速させることを目指します。
企業がDX の取り組みを十分に行わなかった場合、2025年以降に年間で最大12兆円の経済損失が発生し、国際競争力を失うという「2025年の崖」問題に代表されるように、日本企業のIT システムの老朽化や人材不足は深刻です。九州エリアでは、出生率低下や高齢化により、2050年頃には人口が2割減の約1,000万人になると試算され、生産年齢人口の減少によって深刻な人手不足が予想されています。
そんななか、企業はDX による生産性向上を図る必要に迫られる一方、DX を推進する人材の不足感は増し、独立行政法人情報処理推進機構の調査では 2023 年度に DX 人材が不足していると回答した企業は9割を超える結果となりました。特に、地方では、DX 人材不足が顕著になると考えられ、人材育成の仕組みづくりが急務です。
三者は、このような社会情勢を鑑み、DX 人材育成の重要性から、「DX 推進力アセスメント」の開発に着手しました。
開発に当たっては、三者それぞれの強みやノウハウを生かし、脳科学者の茂木健一郎氏による助言も取り入れながら進めてまいりました。この新ツールは、最新のテクノロジーやビジネス環境を反映した内容で設計され、記述式回答を採用し、自身が「DX 推進担当者」になったと仮定し、知識ではなく、受検者の“DX 推進力”を評価するものです。受検者や組織の強み・弱みを明確にして診断後には、JMA とKyutech ARISE による研修やコンサルティングを実施し、個人および組織全体の知識・スキル強化を支援していきます。
つきましては、報道機関の皆様に「DX 推進力アセスメント」をご覧いただきたく、次項のとおり記者発表会を開催します。

詳細はニュースリリース全文をご覧ください

 

【報道関係者のお問い合せ先】
日本能率協会広報事務局(共和ピー・アール内) 担当:中尾、古瀬
E-mail:jma-pr@kyowa-pr.co.jp
TEL:03-6264-3831