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国際金属加工見本市「EMO Hannover 2017」独・ハノーバーで開催 4年ぶりのハノーバーでのEMO、最新の工作機械が一堂に集う 2017/10/11 展示会

 2017年9月18日〜23日に国際金属加工見本市である、EMO Hannover 2017(エモ・ハノーバー)が開催されました。2年に1度、ハノーバー、ハノーバー、ミラノの順番で開催されているEMOは、前回の開催地がミラノだったため、ハノーバーでの開催は4年ぶりとなりました。
 今回の出展者は2,200社を超え、工作機械の最新トレンドを見るために13万人が来場しました。来場者の半数はドイツ国外から来場しており、そのうち70%はヨーロッパから来場しています。
また、アジアからの来場が増加傾向にあります。
来場者アンケートによると、来場者の60%近くを経営者層が占め、その半数は購買に関する決定権を有しています。このように、EMOには購買目的の来場者が多く、会期中の取引成立額は80億ユーロ、向こう24か月以内に予定されている製造技術への投資額は200億ユーロに上ると見込まれています。
 今回のEMOは「スマート製造のためのつながるシステム」のテーマの下、複数のベンダーを結ぶソフトウェア、クラウドベースの機器監視システム、シミュレーションソフトウェア、機器メンテナンスのためのAR、安全にデータを移行するためのブロックチェーン技術のような新しいソリューション・アプリケーション・サービスの出展が多く見られました。同じく展示会場では、インダストリー4.0、未来の製造シナリオ、予測保全、スマートツール、機器の安全性等、近年関心の高いトピックにスポットを当てた、カンファレンス・セミナー・特別展示も開催されました。
 次回のEMOも引き続きハノーバーにて2019年9月16日(月)〜21日(土)に開催される予定です。

【出展概要】
  名称:「EMO Hannover 2017」(エモ・ハノーバー)
  会期:2017年9月18日(月)〜23日(土)
  会場:ハノーバー国際見本市会場
  出展企業数:2,200社
  来場者数: 13万人 ※うち半数がドイツ国外から来場、海外来場者の70%はヨーロッパから来訪
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