新入社員の“今”をデータで読み解く2018 年度 新入社員意識調査 <速報> 今の気持ちは「新」「挑」「努」 ワーク・ライフの両立や社会性を意識し、やりがい・成長感を求める新入社員 2018/04/12 調査 Tweet
一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、小会が提供する新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に、仕事や働くことに対しどのような意識を持っているかアンケート調査を行いました。
この調査は、2014年度以来、4年ぶりの実施となるもので、3月29日~4月6日にインターネット調査で
実施し、352人から回答を得ています。
【トピックス】
1. 今の気持ちを漢字 1 文字で表すと、「新」「挑」「努」がトップ 3 に。5 年後の日本、「新しいビジネスが次々生まれ、日本の競争力が高まると思う」人が半数近くに。危機感よりポジティブ思考の新入社員像が浮かぶ結果に。
2. 実力・成果主義志向が 6 割超。仕事のやりがいや成長感を重視する傾向あり。一方で、仕事より「プライベートを優先したい」が8割近くに。
3. 上司・先輩には、「傾聴」「丁寧な指導」「意見・要望に動いてくれる」など、丁寧な対応を望む。一方、仕事をしていく上で「上司・同僚との人間関係」が4割と、最大の不安に。
4. 将来の育児と仕事について、仕事を続けたい女性は8割超、妻に仕事を続けてほしい男性は5割超に。育児休業1年以上とりたい女性は9割、うち2年以上の希望も5割以上にのぼる。
5. 働いている会社が社会の役に立っているかが「とても重要だと思う」6割超、「やや重要だと思う」を合わせると9割超に。企業の社会性を強く意識する傾向がみられる。
【調査概要】
調査名称: 2018年度「新入社員意識調査 」
調査期間: 2018年3月29日~2018年4月6日
調査対象: 日本能率協会の新入社員向け公開教育セミナー参加者
調査方法: インターネット調査 回答数 352 人
属 性: [性別]男性:241 人(68.5%)、女性:111 人(31.5%)
[最終学歴]高校卒:74 人(21.0%)、専門・短大卒:30 人(8.5%)、大学卒:177 人(50.3%)、大学院卒:67 人(19.0%)、その他:4 人(1.1%)
[学部・学科]文系:144 人(40.9%)、理系:140 人(39.8%)、その他:68 人(19.3%)
[業種]製造業:155 人(44.0%)、非製造業:197 人(56.0%)
[勤務先従業員数]100 人未満:67 人(19.0%)、100~300 人未満:120 人(34.1%)、300 人以上:134 人(38.1%)、わからない:31 人(8.8%)
【本件に関するお問い合せ】
一般社団法人日本能率協会 広報室 (担当:斎藤)〒105-8522 東京都港区芝公園 3-1-22
TEL: 03-3434-8620/FAX:03-3433-0269/Email:jmapr@jma.or.jp