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第2弾!経営層・管理職向け「夏休み大人の宿題」シリーズ 「わが社の個人成長」診断リストで、個人成長度をチェック! 2018/08/09 KAIKA

一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、経営層・管理職向けに夏休み期間を活用し、組織のイノベーション体質(社会価値創出力)を診断するチェックリストを全4弾に分け、作成しました。
第2弾は、「個人の成長」を活発にするために重要な組織風土を振り返ることを目的としたセルフ診断リストです。
2019年4月、大手企業より「働き方改革関連法案」の施行が決定し、ますます「働き方」への関心が高まっていく中、KAIKA研究所では、個人が自らの目標感に向かって行動し、達成感や貢献を実感でき、自身の成長を認識できることを「個人のダイナミズム」と捉えています。自分の今いる位置と向いている方向を見失わないように、常に組織や社会との関わりを意識しながら自己の理解をし続けることが重要と考えております。夏季休暇時の「大人の宿題」として、この診断リストを是非ご活用ください。

第2弾:「わが社の個人成長」のチェックポイント
■自分なりの目標感を持つ
■自律的に考え、行動する
■成長と貢献が実感されている
(詳細は、ニュースリリース全文をご覧ください)

【この診断リストについて】
2017年1月に小会が実施した全国のビジネスパーソン7000名を対象にしたアンケート調査を基に作成しています。調査成果を分析した結果、「KAIKA経営」の実践度合いが高いほど、「個の能力の総和以上の成果を生み出している」、「事業成果を継続して創出している」、「今後も成果・進化しつづけられる」と社員が実感できているということも分かりました。

【「個人のダイナミズム」実践事例】
株式会社リバネス:個人の課題解決への情熱(Passion)が周囲の理解・納得・共感を得る

株式会社リバネスは、理工系大学生・大学院生が集まり2002年に設立。社員のほとんどが博士号または修士号をもつ研究者集団(うち半数が博士)で構成されています。同社では、その人員規模に比して多数かつ多様な事業が創出されています。年間200に上るいずれのプロジェクトもトップダウン的に始まったものではなく、すべて社員一人ひとりの「情熱」から立ち上がってきたものです。
その背景として、新規事業の創出にあたり、既存事業の改善や効率化に適した「PDCA」サイクルではなく、個人の情熱や課題意 識を尊重した「QPMI」サイクルというイノベーションサイクルを独自に提唱しています。
これは「質(Quality)の高い課題・問い(Question)に対して、個人(Person)が情熱(Passion)を傾け、信頼できる仲間(Member)と 共有できる目的(Mission)に変え、あきらめずに試行錯誤を繰り返すことで革新(Innovation)や発明(Invention)を起こすことが期待される」という考え方であり、社会的価値を持った事業を拡大し持続可能なものにする土台として注目されています。
「QPMI」サイクルを自ら回し、社会課題を発見して新しい価値を生み出すことのできるリーダー人材を、同社では「サイエンスブリッジリーダー」として社内外で育成・認定を行っており、自立した個の成長が促されています。このように独自の問い(Question)を立て情熱(Passion)を持った個人が、互いに連携してプロジェクトを実行する「個のネットワーク型」と呼ばれる組織運営こそが、事業創出に長けた同社の組織力の基盤になっていると言えます。
(引用:日本能率協会編(2017)『KAIKAする経営 次世代型経営モデルのススメ』NextPublishing.)
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KAIKAとは、価値創造のために、①個人の成長と、②組織の活性化と、③社会との関係を同時に満たしていく運動です。KAIKAでは、これらの同時実現が、価値を創造しつづけられる組織に欠かせないポイントであると考え、その活動を応援していきます。

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