“平成最後”の新入社員をデータで読み解く 2019年度 新入社員意識調査<ダイジェスト版> 意欲はあるものの、失敗を恐れる傾向にある新入社員 失敗を許容し、チャレンジしやすい環境作りやフォローが必要 2019/04/16 調査 Tweet
一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、小会が提供する新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に、仕事や働くことに対しどのような意識を持っているか調査を行いました。本年4月末で平成が終わることもあり、“平成最後”の新入社員像をまとめた調査になります。
本調査では、2019年度(平成31年度)の新入社員意識を紹介するほか、1989年度(平成元年度)、1999年度(平成11年度)、2009年度(平成21年度)に実施した「新入社員意識調査」と内容を比較しながら、平成時代の新入社員の仕事・働き方に対する考え方の変遷も振り返りました。
この調査は、3月28日~4月9日にインターネット調査で実施し、384人から回答を得ています。
■トピックス■
<今年の新入社員の素顔>
1.変化の時代に高まる不安?新しい元号への期待:「どちらとも言えない」が約4割。
今の気持ちを表す漢字にも、「不」が増加。変化の激しい時代における「不」安の表れか。
2.仕事をしていく上で不安に感じていること:「仕事での失敗やミス」と「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」が同率トップに。
意欲はあるものの失敗を恐れる傾向。
3.転職を考えるシチュエーションは、「パワハラやセクハラにあったとき」が断トツに。
女性は8割超にのぼる。働き方・職場環境に、より一層目を配る必要性あり。
<上司と新入社員の意識ギャップー上司は新入社員の「失敗」を気にしない>
<平成を振り返るー働き方意識の変遷 プライベート重視&安定志向へ>
調査結果の詳細は、ニュースリリースをご覧ください。
【本件に関するお問い合せ】
一般社団法人日本能率協会 広報室 (担当:川村)
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